【エロゲ感想】絆きらめく恋いろは
近未来学園系ってやっぱり最高だぜ!
ということで、「絆きらめく恋いろは | CRYSTALiA」の全ヒロイン攻略&CGコンプができたので感想のお時間です。
最近はアニメもなかなか見る時間もなく、課題が忙しい毎日。
日課のapexとライトノベルを読み進めるので私の時間は終了です。
決して、サボってなんかいません…
そんな中、友人から勧められた今作。
ジャンルは「近未来カタナ学園活劇ADV」であり、私好みの作品でした。fateとか落第騎士の英雄譚など、やっぱりカタナっていいっすね。おじさんも昔はよく技名を考えていたものです。
最近だと鬼滅の刃が有名になっていますが、私のなかではまだ、リボーンに出てくる山本武君の時雨蒼燕流(しぐれそうえんりゅう)が出てきますね。あれ、かっこよかったなぁ。
そんなこんなで総評です。
総合評価 ☆☆☆☆(4/5)
シナリオ ☆☆☆☆(4/5)
Hシーン ☆☆☆ (3/5)
CG ☆☆☆☆(4/5)
BGM ☆☆☆☆(4/5)
うん、面白かった。
エロゲといえば感動させてくるシナリオやエッチシーンが需要あって人気がでるものと勘違いしていた私を熱くさせる作品であり、怒涛の展開の中に続きを見たいと思わせる内容でした。設定もしっかり練られており、刃道、神所霊庁、退魔士などさまざまなワードがでてきます。これらもtipsで確認できるところも高評価でした。
また、キャラクター達がイキイキと青春を謳歌しているところがよかったです。
慕う気持ちが恋へと変わったり、見守る、親友である、コーチである主人公への思いをこぼしたり。ちょっとしたことで嫉妬してしまうシーンもかわいかったですね。ごちそうさまです。
CGの評価が☆一つ減っているのは単純な好みです。いいイラストもあれば、なんか違うようなと思ってしまうシーンもあったため、星は減らしてあります。
やっぱり、感動するシーンで曲が変わる作品はいいですね。
おじさんは最近涙もろいので、良いシーンにBGMまで熱くなると手に汗握って見てしまいます。
そんな中でも彼女↓↓↓
椿お姉ちゃんが可愛いんです))))
詳細はキャラ別の感想で話しますが、とにかく彼女の存在がこのゲームの良さを引き立てていたと全ルートをクリアして感じました。
※勿論、他の子も可愛い。
私自身、お姉ちゃんキャラには惚れないと思っていましたがなかなかにやっかいな彼女(誉め言葉)でした。
ここから先はネタバレありで感想を
【シナリオ】
刀と恋の真剣勝負、どちらもゆずれません!
零式機巧刀『折紙〈オリガミ〉』という近未来の刀を用いた少年少女たちの青春をかけた学園ADV。
シナリオの長さは丁度よく、体感的に共通ルートが約4時間。各ヒロインが約2時間程度で読み進めることができました。続きが気になってエンターキーを連打していたこともあるので、あくまで参考程度に。
この作品の評価点として、世界観の作りこみとキャラクター達の魅力があります。
今作は、主人公がヒロインをサポートするバトル作品としての魅力が伝わってくるが、過去話や刃道の話になると伝記的作品へと変貌するので見ていて厨二心がくすぐられました
シナリオを読み進めるにあたって何もない日常シーンや戦闘シーン、恋愛に発展する展開など、物語の節目や感覚がわかりやすく、飽きずに楽しめたことが高評価でした。最近の作品は自分語りや描写の説明が長すぎて読むのが疲れてしまうこともおおくあったので個人的には満足です。また、キャラごとに視点を変えているのはお互いの緊張や気持ちが理解できて面白かったです。同じシーンを繰り返して心情を述べられると早く進めてほしいなどの飽きがきますが、時間軸は進めたまま視点を変えていたのは良くできたシナリオだと感じました。
話の流れとしては、主人公が夢中になれるものを見つけるために神様へ願い、学園の少女たちと交流を深めていく。
説明する部分は多いが、その点はTIPS機能が役立つ。
遊び心がありながら、簡潔にまとまっていたので助かりました。左下にちょこんと映し出され、ついつい出てくると読んでしまいました。
物語としてはライトノベルよりなイメージ。
設定が多くある分、物語も展開が大きくなるが、意外にも戦闘シーンはシンプル。
内容自体は単純で、一部結果だけで語られる回も存在する。
各ヒロインが集結するシーンもあるのが、基本的に鍛錬か開発に忙しいヒロインたち。主人公が顔を合わせにいかないと出てきません。寂しい。
まあ、笑顔が独り占めできていると思えばいいんですけどね。
各ヒロインとの恋愛パートもあるが内容のボリュームは多いとは言えない。
大体2回程度エッチしたら本編は終わります。
続きがあるのは椿お姉ちゃんとしおんちゃんだけなのじゃぁぁぁ。
おじさんもまだやっていないので、FDとこのSSはこの後やります(購入済み)。
高評価を押してはいるが気になる部分もいくつかある。
それは、戦闘シーンの描写である。
声優やCG、きれいなエフェクトがあり、物語は熱くなる。だが、描写はどれも似たり寄ったりな感じがした。椿ルートでは、初回だったこともあり、違和感はなかった。しかし、しおん、フリージア、桜夜ルートと攻略を進めていくにつれて、あれ?ここでCG使いまわして描写が同じなのか…など、違和感がでてくる場面がありました。
内容自体が近未来学園カタナADVなのでもう少し戦闘シーンを盛り上げてくれたらよかったかなと思いました。
この後はキャラクターごとの感想です。
順番は攻略順に。
【朱雀院 椿(すざくいん つばき)CV:卵衣】
叢雲学園最強の剣士であり、主人公にお姉ちゃん風を吹かせる笑顔が可愛い残念系美少女。由緒ある朱雀院家の末娘であり、主人公の幼馴染でもあります。
彼女の魅力として私が語るのは、放っておけないキャラクター性と声優の良さです。
まず、彼女の設定自体で危なっかしい場面が多く存在する。
朱雀院の本家では、「刃道に関すること全てを一人でこなさなければならない」という厳しい掟があり、彼女は一人過酷な鍛錬をつづけています。
うん、守ってあげたいと思うよね。
最初に選択しました。はい…
この手のシナリオでメインヒロインはルート固定されており(解除も可能)、三人の中から選ぶ過程で彼女を真っ先に選びました。
だってお姉ちゃん共通ルートからアプローチかけてくるんだもん。
可愛くない?????
あっ、左の方は千石葵さん。椿さんのライバルです。
CGは是非プレイしていただきたいのであまり載せませんが、どれも綺麗な一枚です。
また、ボロボロになったお姉ちゃんへの告白シーンはとても素敵でした。
最後は学園の教師である巫琴に進路を伝えてエンディングです。
うん、素晴らしい。過程が重いだけあって、シナリオに深みがましていて私としては最高評価を上げても良いと感じました。
続きが気になるぅううぅぅ。
彼女の物語は、ファンディスクである絆きらめく恋いろは‐椿恋歌‐へと続いていきます。執筆中にははじめてるのでそちらも、後ほど感想を書きます。
【藍原 しおん(あいはら しおん)CV:藤崎綾矢香】
海岸沿いで泣いている後輩系美少女(巨乳)です。
刃道の成績が伸びず、劣等生扱いされはじめた頃に主人公と遭遇。内気な性格から誰かを守れる自信と強さの才能を開いていく後輩ちゃんです。
しおんルートはなんというか王道でしたね。
後輩の少女が困って先輩からアドバイスをもらう。その過程で尊敬から恋へと昇華する。うん、実に王道。だが、良かった。
告白シーンも一本道。お互いの気持ちが高鳴ってのしおんからの告白。
勇気をみせるんだ刀輝君。
しかし、このルートに関しては少し残念だった部分が私の中で2つふたつありました。
1つ目はCGの差分ですね。
戦っているイラストは本当に最高。彼女の愛らしさと自信にあふれたパワーファイターとしての気迫がつたわってきます。
しかし、日常パートのCGやエッチシーンの差分、水着を着てかわいらしい姿を見せてくれるシーンでもイラストに違和感を覚えました。これに関しては完全に好みですので、気にしない方も多いと思います。
なんとなく目の配置が気になる…。私だけでしょうか…
2つ目は、後半のシナリオです。
このルートでは主人公の抱える問題や謎が一部解明されます。
その内容が妖関連であり、神の力と呪いの力、過去の恨みの清算など、怒涛の展開が続きます。なんというか、学園の青春を主軸に置いているのだから演舞祭を中心に話をまとめてほしかったなという気持ちが強かったですね。
話の内容自体は全然悪くはありません。
ただ、自分には合わなかったなと感じる内容でした。
すぐ照れちゃうしおんちゃんはかわいい。
【フリージア・ゴットスピード CV:ヒマリ】
海外銃器メーカーのご令嬢であり、天才系後輩美少女。
通称はシア。彼女は戦う戦人ではなく、主人公と同じサポート職である刀鍛冶の方面で活躍します。天真爛漫で困ったらすぐ主人公を呼んでしまうかわいらしさがあります。
ルート的にはサポートのサポートにつく主人公。3人までOKらしいのでルール的にも問題なし。展開的にはしおんちゃんルートのような違和感はありませんでしたが、短くない??怒涛の展開が少なかったからかもしれませんが、あっさりと終わってしまった印象があります。likeである好きからloveである好きへと変化していく。物語の展開としてはとてもよかったです。外国人らしいまっすぐなアプローチはおじさんの心に刺さりました。シアのポーズって全部かわいいんですよね。しょうがないなぁって思わせる魅力が彼女にはあると思います。
ただ、Hシーンのほとんどがお漏らしっ娘になったのは気になる。全部のHがお漏らしだと私の性癖に刺さらないんですよ…。もっと差分をくれ、おじさんは待っている(3年前の作品)。
この頃のシアちゃんなにも知らなくてかわいい。
あっ、隣の人はやばい人です。詳しくは本編を買ってお楽しみください。
【上和泉 桜夜(かみいずみ さや)CV:蓬かすみ】
叢雲学園に編入してきた転校生であり、未開の土地グンマーから来た大和撫子系美少女。機械音痴なところもあり、刀輝に助けを求める場面が多くあります。
こんなかわいい子が親友のままでいられるかよ!
他3人を攻略して登場する桜夜ルート。
内容は十分満足がいくものでした。主人公は記憶を失っており、その部分を補完する内容となっています。主人公が刀を打てないのは過去に犯した罪の記憶があるから。
しかし、転校してきた桜夜はかつての親友であり、真実を知り、彼女のためにオリガミを打つ決意をします。
その後の展開は、王道。
自分のオリガミを託したのだからサポートするのも当たり前。その過程で親友という固定された概念から恋人へと昇華する。うん、素敵。
もう、恋人になった瞬間からイチャイチャしてましたね。お二人。
そして、椿お姉ちゃんが主人公にしっかり叱って気持ちを理解させるシーン。
お姉ちゃんの株がまた上がりましたよ)))))
そんな中、剣士としての気持ちから迷いが生まれてしまいます。
でも、そこはチョロインの桜夜さん。主人公の声援で復活します。
桜夜さんのかわいい一面が見れるので私的には満足。Hシーンは大胆ですね。急にエッチしたくなっちゃったってまったくもう!!
こちらも抜かねば無作法というもの…
終盤は先ほど載せたヤバい人こと、朱雀院都子さんが暴走する回になっています。
椿ルートでは妹思いのお姉ちゃんかと思いきや、桜夜ではヤバいやつへと変貌。ラスボス系メイドさんへと進化します。
しかも本人ノリノリ。うん、ヤバいですね。
ただ、この展開でいいのか?という部分も多くあり、最終回だが主人公が無双して最狂のメイドである都子さんを圧倒していきます。桜夜を傷つけられたからといってそんな強くならんでも…。最後は今まで知り合ったメンバー全員とかで倒すとかでも良かったんですよ?まあ、その結果で二人の絆は高まり、学園の教師という道を進んでいくのです。娘、かわいかったですね。続編待ってます。
都子さんに誰か救いを…
【総評】
物語としては満足いくものでした。多少、好みの部分や気になる点はありますが、是非お勧めしたい作品になっていますので是非、プレイしてみてください。
特に椿お姉ちゃんを好これ。
初めての感想で拙い文章力ですが見てくれてありがとうございました。
今後も感想を載せていきますのでよかったらご覧ください。